バンコクの移動にはバスがおすすめ!乗車方法や路線図の検索に便利な本・アプリを紹介!
様々な交通手段があるタイの首都バンコク。その中でも、バスは電車では行きにくい場所やマニアックな観光地へのアクセスにも大変便利!
一見ハードルが高そうなバスですが、慣れてしまえばとっても簡単!本やアプリを活用すれば、より便利&快適にバスを利用できますよ。「タクシーはトラブルが心配」という方もバスで自分の動ける範囲を広げて、より自由に、より楽しい観光を楽しみましょう♪
この記事では、バンコクでバスを利用する際に必要な知識をまとめました!基本的な乗車方法やお得なアプリについても紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の目次
バンコクでバスに乗るメリットは?
様々な移動手段が発達しているバンコクですが、ローカルなスポットや目的地にピンポイントで行くのであればバスの利用がおすすめです!電車だと最寄駅からさらにタクシーで向かうような場所でも、バスだと直で向かえる場合も♪
値段も非常にリーズナブルで1回の乗車に付き、運賃は10THB程度。1対1で乗るタクシーとは違い、大勢の人が乗っているため、防犯面でも安心です。
バンコクでバスに乗るデメリットは?
車の交通量が多いバンコクでは、渋滞が付き物。よって目的地までちょっと時間がかかってしまうのがデメリットです。
バスの種類によりエアコン無しのバスもあり、ちょっとしんどい場合もあります。しかし、バスの冷房の有無は選べるので、短距離移動の際は旅費節約で冷房無し。長距離移動の際は快適に冷房有りなど、移動時間や距離によって使い分けると良いでしょう。
また、電車やタクシーと併用するという選択肢もあり!途中までは電車を使い、途中からバスに乗り換えて、より目的地に近い場所まで行くなど工夫をすればOK!地元の人に紛れ、ローカルな風景を眺めながらの旅もおすすめですよ。
バスの種類は3種類!
バンコク市内では、エアコン無しのバス、エアコン有りのバス、特殊バスの3種類のバスが走っています。
当然ですが、エアコン無しのバスは窓が開いていて、エアコン有りのバスは窓が閉まっています。特殊バスはバンコク市内と空港を繋ぐバスなど、ある一定の場所に向かうバスのことを指します。
バスの乗車方法
バスへの乗車は以下の通り。あまり日本と変わらないのでご安心を♪ただし、車掌さんに英語が通じるとは限らないので、その点は気を付けてくださいね。
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バスの番号を調べて、乗りたいバスが到着するバス停で待つ。
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乗りたいバスが来たら、手を挙げて乗りたいことをアピールする。
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バスの中で車掌さんに運賃を支払う。
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降りる手前でベルを鳴らし、降りる合図をする。目的地に着いたら降車する。
バス利用時に用意しておきたいコト
タイ語でいくらですか?「タオライ カップ(カー)?」やタイ語の数字、行きたい場所を覚えておくか、もしくはタイ語表記のメモを持っておくと便利ですよ。
気になる運賃は?日本より安い?
バスの運行会社によって値段が変わりますが、おおよその料金は次の通りです。
- エアコン無しのバス・・・赤い車体の赤バスが6.5THB(約23円)その他は9THB(約32円)の一律料金です。たまに無料のバスのあります。
- エアコン有りのバス・・・10THB(約30円)または11THB(約39円)から乗車距離により料金が変わります。
- 特殊なバス・・・A1やS1など、ドンムアン空港やスワンナプーム国際空港に向かうバスです。S1のカオサン通り~スワンナプーム国際空港までの料金は60THB(約210円)。A1のチャトチャック公園~ドンムアン空港までの料金は30THB(約105円)となっています。
日本より安いのはもちろん、バンコク市内を走る電車やタクシーよりも断然お得!バスはまさしく、バンコク市内最安値の移動手段だと言えるでしょう。うまく利用してよりお得にバンコクを楽しみましょう!
バス利用に役立つ本とアプリ
路線や停車場所の多いバンコクのバス。利用や乗車に不安を感じるのは当然です。しかし、今から紹介する本やアプリを利用すれば、バス利用のハードルがぐっと下がること間違い無し。
簡単に路線やバス停、さらには時刻を調べることができるお役立ちアイテムを見ていきましょう!
おすすめ①本:DACO「バンコク バス路線図」
バンコク市内の日系デパートの本屋さんでGetできるのが、DACO編集部が発行する「バンコク バス路線図」という本。表紙も中身も日本語なので、タイ語や英語が分からなくても問題なし!
バンコクの地図を元に、行きたい場所には何番のバスが通っているかが書かれているため、非常に分かりやすいと好評です。
本の後半には主要観光スポットや寺院、ショッピングモールが写真入りで掲載されています。名前や住所もタイ語で書かれているため、分からなくなった時は車掌さんに本を見せればOK!一冊あれば、タクシーでも利用できますよ。
価格は120THB(約420円)と安く、薄い本なので持ち運びにも最適です。
おすすめ②アプリ:VIA BUS
「VIA BUS」は、バンコクのバス会社とタイの超有名大学チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)の共同で開発されたアプリです。
このアプリでは、出発地から目的地に向かう全てのバスの系統番号とルートが確認でき、乗ろうとするバスのエアコンの有無や乗りたいバスの現在地をGPSで確認できたりもします。マップもGoogleMapをベースにしているので、使いやすさもピカイチ!
アプリは全て英語なので、最初はとっつきにくい印象はあるかもしれませんが、使い方は至って簡単。出発地と目的地を入力すれば、すぐに何番のバスに乗ればいいか表示されますし、どこに停車するか、「A/C only(エアコン車両)」などが一気に表示されます。
マップでの表示も可能なので近くにあるバス停の表示や出発地、目的地の設定もマップからの選択で楽々♪バス利用に一役買ってくれる万能アプリです。
おすすめ③アプリ:Google Maps
使いやすさNo.1のアプリはGoogleMap!「ここから目的地までの行き方は?」と聞けば、どのバスに乗れば良いかも教えてくれます。
さすがにVIA BUSのようにエアコンの有無やGPSでバスの居場所を特定することはできませんが、日本語で操作できるため、英語に自信が無い方でも安心。本やVIA BUSとの併用もおすすめです!
バンコクで路線バスを乗りこなそう!
初めての土地や慣れない土地でのバス利用には不安が付き物。ですが、一度乗ってしまえば案外簡単!乗車方法や料金の支払いなどを含め、日本と然程変わらないことに気付くはず!また、便利な本やアプリもあるので、ドンドン活用していきましょう。
バスは1回あたりの運賃も安く、旅費を節約したい方にも最適。ちょっぴりコアな場所やマニアックな観光地に停車するバスもあるので、人とは違ったバンコク旅行を楽しみたい方はぜひ、利用を検討してみてくださいね。