バンコクから日帰り可!線路上にあるメークロン市場の見どころやアクセス・列車の時刻情報まとめ
近代的な街並みや煌びやかな寺院など、見どころがたくさんあるタイの首都バンコク。そんなバンコクから日帰りで気軽にアクセスできる「メークロン市場」は、珍しい光景が見れることで有名な人気観光スポットです。
近年はインスタ映えするフォトスポットとしても注目されており、日本人を含め多くの外国人観光客が訪れています!
ここでは、メークロン市場観光に関するお役立ち情報をまとめてご紹介!バンコクからのアクセス方法や線路上のマーケットと列車が見られる時間、おすすめの撮影スポットなどを事前にチェックして、観光計画の参考にしてください。

この記事の目次
メークロン市場とは?
メークロン市場は、現役の鉄道が走っている線路上で開かれているマーケットです。
普段はテントが広げられており、列車がやってくる時間になるとお店の人は一斉にテントを畳み、列車は商品や人に当たりそうなほどギリギリのところを通っていきます。
ほかではなかなか見ることができない迫力ある光景が話題を集め、今ではタイの人気観光スポットのひとつに。
メークロン市場は、鉄道がくる時間に合わせてお店のテントが折り畳まれることから、別名「メークロン線の折り畳み市場」とも呼ばれています。
もともとは1980年代にタイの鉄道が国営化されたことをきっかけに線路脇の国有地に貧しい人々が住み始め、商売を始めたのが始まりです。徐々に住人やお店が増え、現在のような活気のある市場が形成されてきました。こういった歴史も少し知っておくとより興味深く観光が楽しめますよ。
メークロン市場の位置
メークロン市場があるのは、バンコクから南西に約70kmほど離れたサムット・ソンクラーム県という場所です。
バンコク市内からは渋滞がなければ車で1時間半程度でアクセス可能。気軽にアクセスできるため、バンコクから日帰りでも十分楽しめますよ。
サムット・ソンクラーム県にはアンパワー水上マーケットもあり、南国フルーツの果樹園などが広がります。バンコクとは違ったのどかな景色も見れるのでメークロン市場と合わせて周辺の散策も楽しんでみてはいかがでしょうか。
メークロン市場の見どころ
メークロン市場がタイの人気観光スポットとなったのにはいくつか理由があります。
ここではメークロン市場でぜひ見てほしい見どころを3つご紹介するので、観光の際の参考にしてください。
①市場を折り畳む瞬間
メークロン市場で見逃せないのが、列車通過前に線路脇のお店が一斉にテントを折り畳む光景です。列車が通過する時間になるとお店の人は慣れた手つきで商品にビニールをかけたり、テントを畳んだりして列車通過に備えます。
初めて見たときは、線路のすぐ脇に置いてある商品が列車と接触するのではないかと心配になりますが、接触することなく商品すれすれのところを通っていく様子には圧巻です。
②市場の商品
メークロン市場は地元民向けの市場なので、販売されているものは食べ物や日用品が大半を占めています。魚や野菜、Tシャツなどを販売しているお店がたくさんあり、地元の人の普段の生活を垣間見ることができますよ。
観光客に人気があるのは、マンゴーやパイナップル、パパイヤなどのトロピカルフルーツ!
バンコクで購入するより安く手に入ることが多いので、メークロン市場でフルーツを買って帰るのもいいでしょう。ただし、地面に直接置いてあることも多いので食べる際はしっかりと洗って皮をむいて食べてくださいね。
③車窓からの景色
メークロン市場の写真を検索すると市場に列車がやってくる光景を撮影したものが多いですが、列車に乗って車窓からの景色を楽しむのもおすすめです。
車窓からは、列車すれすれのところに並べられた商品やカメラを構えて待つ観光客の姿などが見られ、地上から見るのとはまた違った迫力ある光景を楽しむことができますよ。
列車の運行数が少ないので事前に時刻表をチェックして、どの列車に乗るかよく考えておきましょう。
メークロン市場を通過する列車を見るためには?
メークロン市場を最大限に楽しむには、やはり列車の通過時間に合わせて訪れることが大切です。
列車通過前には観光客が良い写真撮影スポットを確保しようとして混雑するので、時間に余裕をもって到着し、市場散策も楽しみつつ列車がくるまで待ちましょう。
メークロン線時刻表
メークロン市場発 | メークロン市場着 |
08:30 | 06:20 |
11:05 | 09:00 |
14:25 | 11:30 |
17:40 | 15:30 |
早朝は市場が全ては開いておらず、夕方は早めに閉めているお店も多いので、おすすめは11:05か14:25のメークロン市場発の列車を見られるように訪問することです。
その時間であればバンコクからもゆっくりと出発でき、活気のある市場を楽しむことができますよ。
11:05発の列車を見て11:30の列車で帰るのはタイトなので、列車を利用する場合は14:25の列車を見て市場散策のあと、15:30の列車で帰るようにするのがベストでしょう。
おすすめの撮影スポット
メークロン市場で写真を撮影するのにおすすめのスポットは2つあります。当日の状況や好みに合った方で安全に写真撮影をお楽しみください。
おすすめ撮影スポット1. 駅前の踏切手前の線路脇
電車が自分の目の前を通る迫力ある瞬間を撮影することができます。
多くの観光客がカメラを構えており、線路上で待つ人もいるので自撮り棒を使って高いところから撮影するのがおすすめです。
おすすめ撮影スポット2.市場内
列車通過時には観光客が市場の外に出て行くので、市場内は比較的空いた状態になります。
線路脇に並ぶ商品と列車を一緒に写真に収めて、メークロン市場ならではの一枚を撮りましょう!
メークロン市場の営業時間
メークロン市場の営業時間は6:00〜16:00までとなっていますが、早朝はまだ営業していないお店もあるので、あまり早く行くのはおすすめしません。
お昼前からお昼過ぎに訪れ、すべてのお店が営業している活気ある市場の様子を見るのがいいでしょう。バンコクの市場などに比べ、夕方は早くお店が閉まるので午後に訪れようと考えている方は注意してください。
メークロン市場へのアクセス方法
バンコク市内からメークロン市場へはいくつかのアクセス方法があります。ここではおすすめのアクセス方法を3つご紹介するので、参考にしてください。
- アクセス方法①電車とボート:海外旅行に慣れており、移動中の景色も楽しみたいという方におすすめ。移動時間は約2時間半ほどで料金は23THBと格安です。
- アクセス方法②ロットゥー(乗り合いバン):チャトゥチャック・ミニバスステーションから直通でメークロン市場まで行くことができます。料金は90THBと①に比べ高くなりますが、簡単でおすすめのアクセス方法です。
- アクセス方法③ツアー:自力でたどり着けるか不安という方はツアーに参加するといいでしょう。料金はもっとも高くなりますが、ガイドがついていたり、他の観光地にも案内してもらえたり、とメリットも多いです。
メークロン市場で貴重な体験をしよう!
バンコクから日帰りで行ける人気観光スポット「メークロン市場」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?メークロン市場では日本では考えられない珍しい光景が見られ、地元民の生活も垣間見ることができます。
発展を続ける首都バンコクとはまた違ったタイの良さを見られるのも人気の理由でしょう。アクセス方法もいくつかあるので、自分の旅のスタイルに合った方法を選び、移動時間も楽しんできてください。迫力ある瞬間を収めるためにカメラもお忘れなく。